2009年10月30日金曜日

ネコパコ事務室だより 6


久方ぶりにアップします

今頃の季節が来ると何となく思い出されるのは
我が学び舎のステンドグラス
ねずみのフレデリック
晩秋の山歩きにみた照り葉の輝き
ア〜ッ…しみじみ…

魂を温めてくれる光に惹かれるのでしょう
そこでもっと積極的に楽しむことにしました
最近の私の秋の夜長の手すさびから紹介します

トランスパラントペーパーを使ったクラフト
これは西洋カイトのためのカラー硫酸紙?
張りがあって扱いやすいものです
日本には無くオランダ製
次は薄葉紙を使ったローズ.ウインドウ
どちらも折ったり切ったり、貼ったり結構手間がかかりますが
時間を忘れて没頭してしまいます
光にかざした時の喜びはひとしおです
きっとライネケ院長は、その没頭ぶりに
呆れ返っていることでしょう

Jet lag syndrome

Sora

先週,アメリカに行って一週間 「異文化交流」 してきました.
それで,帰ってきたら時差呆けになり,急遽「超」朝型に変身.
(アメリカとの時差は10時間と少し.この時期,サマータイムの影響もあり,呆けは大抵,深夜目が覚める形で現われます.)

ついで,来週の学会発表に向けて発表資料作りのために徹夜をしたら,もう完全に何がなんだか分からない状態になってしまった…

今日も朝3時過ぎに目が覚め,寝られないので,海まで自転車で出かけました.
日の出頃には海岸についたので,朝ごはんを食べつつ朝日を待ちます.

今日は快晴です.早起きもたまにはいいもんだ.…間違ってますか?
さあ,講義に出かけるとするか.

                                               geko

2009年10月28日水曜日

徒然雑草 chica

ここんとこの日々を少し。
家から徒歩5分の美術館でやってた、「ヴェルナー パントン展」に行って来た。
家具とかテキスタイルとか総合してデザインした建築家です。
住みたいかどうかは別にして、刺激的でした。
ポストカードは、部屋の写真。
波打つ床と天井はクッションになってて、ゴロニャンできます。
波の膨らみがちょうど腰にあって快適。
脳みそ良い感じに高野豆腐化したよ。
コンパクトデジカメ買った。
一眼好きなんだが、鞄に入れっぱなしに出来ないので。
リコーのCX2という機種なんですが、なんと!
マクロ1㎝まで近づけるんです。
これが面白い。一眼でもマクロレンズ必要だもんね。
でも、高かった。4万8千円はなかなか。。。。。
電気屋で粘って3万9800円まで落としました。
最後の泣きの一声は
「これ買ったら、振りかけご飯しか食べられないから
 せめて生卵つけさせて!!!!!」

これに泣いてくれたのかどうかは分からんが
安くなったので良しとしました。

振りかけご飯と卵焼きにみそ汁とサラダとハムもちゃんと
食べられる  chica

2009年10月20日火曜日

東京 <ライネケ>

10月9日(金)から12日(月)まで、東京に行って来た。

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10/09(金)
午後から休診にして、夕方、事務長と松山空港に向かった。カブリオは空港駐車場でお泊まり。1時間で羽田に。池袋のホテルへ。食事のため、外出したが、夜遅くまで、人ごみが続く。

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Shigeはどこ? あれか?

10/10(土)
ひばりケ丘の自由学園に。大芝生を見渡す右端中段に陣取る。終始、Shigeがどこにいるか確信が持てないまま終わる。5年前小学生だった彼が、高等部2年生なのだ。ライネケは初めて体操会を参観した。学びの場として、素晴らしい環境だな。
なあ、Shigeはどこ?

Shigeはどこよ? まだ分からん。

4時ころは、学園を引き上げ、ひとり渋谷に向かう。岡本太郎の「太陽の神話」の前で、40年前の予備校時代の友だちと会い、昼食を共にする。彼と会うのもこれが最後かな。

ネコパコと「太陽の神話」の前で

彼と別れて、夜8時頃、有楽町で、ネコパコと落ち合う。キツネコ家の税務について、東京の専門の税理士さんと話し合うためだが、有楽町のど真ん中の高層ビルの中にその事務所はあった。日本の中心地の中でも、その本当に中心地だね。

その夜は、新宿泊まり。夜遅くなって、東京都庁の前を通って、新宿のホテルに向かう。例のオリンピック招致のキャンペーンのための馬鹿でかい看板を、外していた。その前で、ホームレスのとっつぁんが猫に餌をやっていた。


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10月11日(日)
朝、ChicaとChicaのアパートに泊めてもらっていたShigeと会い、豊島区にある熊谷守一美術館に行く。その後、バスに乗って青山のあたりを走り、Chicaのおごりで、列に並んで、ガレット屋さんで昼食。何だかえらく微妙なものを食べた。クレープとどう違うんだ?暑い一日だった。


夜、Chicaのアパートから歩いて、新国立劇場の近くのタイ・インド料理の店で夕食。ShigeはまたChicaに任せて、ネコパコと都庁の前を通って、新宿のホテルに帰る。明日から、Chicaはまた仕事。つらいこともあるだろうけど、自分を高めるよう努めて欲しい。元気でやりなさいよ。

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10月12日(月)
朝、Chicaのアパートからやって来たShigeがホテルまでやって来た。ネコパコとShigeと3人で神田の古書店街を歩くことに。お茶の水から神田にかけては、大学が多く、学生も多い。ライネケは、Shigeが将来、学生街を歩いたりするかもしれないし、いろいろなことに興味が起きて、書物を探したり、書物や書店の持つある種の雰囲気を味あうことになるかもしれないから、と思って、帰路につく前の限られた時間のうちに、少しでも多くを見せておこうと思って、せかせか歩き回った。


あとをついて忙しく歩かされた二人は、きっと、父親は、昔の思い出に駆られて、昔歩いた街を彷徨っている、と思っただろうね。あせらしく歩き回る父親の後ろ姿を、いつか思い出す日が来るだろう。おいらは、通りの向かいの、柏水堂でコーヒーでも飲んでいたかったんだけどね。最近火事を起こしたけど、まだやってるみたいだな。
柏水堂のレシート なつかしいね

お茶の水まで駿河台の坂を上がって行ったりして、昼が過ぎてしまい、神田駅に着いたのが、午後2時前。「焼き肉の万世」でハンバーグを食べる。通俗だけど、こんなものが少年時代はうまいんだ、というのが、40年前の経験かな。

神田駅で、Shigeともお別れだ。頑張るんだよ、Shige。Chicaお姉ちゃんもいる。皆、遠くから見ているぞ。君は独りじゃない。

羽田空港のおもちゃ屋さんの前に陳列してあった自動車のおもちゃ

4時過ぎ、松山行の日航機に搭乗。随分長い間の東京滞在だった。40年ぶりの友との再会もしたし。ライネケの青春時代は、往時茫茫、遥か彼方に去ってしまった。次は彼らの番だな。

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Chicaも藤沢時代、京都時代と大変だったね。今や我家で一番の実務家に見えるよ。頼れる気がする。Shigeはとうとう、乗り切ったようだね。本当につらかったろう。心底から、えらいと思うよ。これからも、いろいろな試練が待ち受けているだろう。その度に、あの難局を乗り切ったのだから、今度の困難も乗り越えられるはずだ、と思える人に、幸あれ。

2009年10月16日金曜日

10月16日

Happy     BirthDay    to      Our    Captain.

Have   a     Nice     Day.


                                                              From        Family             



                                                                                                            chicaco

2009年10月12日月曜日

某日のこと 

Sorneko
         某日.松島の小島に,釣竿片手に発作的なお出かけをしました.
                フェリーは鴎に見送られて出航.


海苔の養殖場の間を,うりうりと縫って島に向かいます.

でこいマハゼ!20cmはあるかな.
     仙台ではマハゼの干物が正月の引き出物です.
この時期に釣られたマハゼが囲炉裏端で燻されて正月,スーパーの店頭に並びます.

俎上のマハゼ.
     島に知り合いのいる研究室の友人が確保した,買い物籠3杯分ほどの
     牡蠣と一緒に有り難く焼いていただきます.

    釣りと,魚貝を一日堪能し,フェリーは満腹の我等を乗せて夕日に向かって島を発ちました.
    鴎のお見送りが美しいのう…ゲフッ…

    しかし,これだけでは終わらないのだ.続きはまた後日.

2009年10月5日月曜日

近況報告(2) <ライネケ>

近況報告の続きを書く。

とうとう10月になった。
10/3、第1、3土曜日は午後3時までお仕事。今週は久しぶりに雨が降り、土曜日は晴れて、昼前から、程々の風が吹いている。

3時に仕事が終わった。世の不景気を反映してか、患者数はそれほど伸びないが、土曜日は少し多かった。仕事の片付けが終わり、背伸びして、上空を見上げると、風が吹いている。ネコパコが、「今日は吹いてるじゃないの。」と言う。

何事も、とりかかるとなるとちょっと大儀だが、ええいっと、とりかかれば手早いのがライネケのいい所なんだ。舟をメルセデスの上に下ろし、マストとセールをくくりつけ、台車を積み込み、艤装を放り込んで、Harunoの呉れたズボンとシャツを着て、3時40分頃出発。

風は西西南の3mといった所かな。4時頃、出艇。どんどん沖に出て行く、と言いたいが、海風なので、風は沖から吹いて来る。それに潮の流れが南に向かっているようだ。だから、少し陸から離れたら、まず、南下して、それから西北に向かって進み、これを繰り返して、ジグザグに沖合に出て行く。

南に伊予市のヤマキの赤い看板が見え、北に重信川河口の護岸のさらに向こうから今津の赤い灯台が見え出した。これで、重信河口の沖合600mというところかしらん。河口の彼方の空港から飛び立つ飛行機の轟音が微かに聞こえ、風が通り過ぎる。

広々として、全てから遠ざかり、解放されて、自分の中の何かが、ふくれて行き、伸び広がって、周りの空気に溶けこんで行く。深い海の下を、深青色の潮の流れが鳴りながら通って行く。何かが、過ぎ去って行くのを感じる。

僕は好きだ。秋よ。お前のざわめきを。
摘み取られないまま、落ちる果実を。
涙を流す風と森を。
秋の木の葉がはらはらと涙となって落ち、
踏みにじられるのを。
走り去る汽車を。
過ぎ去る人生を。

Et que j'aime ô saison que j'aime tes rumeurs
Les fruits tombant sans qu'on les cueille
Le vent et la forêt qui pleurent
Toutes leurs larmes en automne feulle à feuille
Les feuilles
Qu'on foule
Un train
Qui roule
La vie
S'écoule

(訳は怪しい。原詩にあたれ。)

時刻は4時半になった。今夜は、松前町の町長さんや役場の保健部の人達と、伊予医師会松前支部の医者連中が、松山市内で懇談会をやるのだ。遅れてはまずい。早めに帰って出かける支度をせねば。

沖合を南下して、国近川の流れ出し河口くらいまで行き、岸近くまで一旦近寄って、反転して、また沖合に出てから、今度は出発点をめざす。帰ろうかと思うと、いい風が吹くもんだね。
無事、着岸。艤装を取り外し、舟を潮洗いし、ウンショ・ウンショという感じで、道路まで砂浜の長い斜面を押して行き、車に押し上げ、固定する。あわてて帰ったのが、5時半。シャワーを浴びて、ペソ(スクーター)で飛び出したのが、6時過ぎ。

(この項、続く)