2012年5月29日火曜日

Thunder storm

ごごごごご ごんごん
天気は大荒れの様相を呈してきた。
今にも大粒の雨が降ってきそうだ。
 どがしゃーーんっ!!!!
ドロロロンッ!
「お前が落としたのは、 左手の天女様か、
     右手の飛行機か?どっちだああああ!」

う~ん、う~ん、
て、天女様。。。。。ラジコン。。。。。。 

がまがえるが濡れた草葉を搔き分けて、愛機を救い出したのは、
そんな悪夢を見た翌朝のことであった。


ラジコンは拾ったものの、なんだか大切なものを失った気もする。
夢から覚めたら、もう覚えてはいないけれど。

gama

2012年5月26日土曜日

徒然雑草 chica

飛行機で一時間飛ぶだけで、グランドキャニオンにいけるとは知らなかった。
水たまりの中に取り残された、ウミウシとの人生初の遭遇に一気に興奮する。
朝4時に起床したとは思えぬ、行動力を太平洋に見せつけてみた。
グランドキャニオンに生息する主な生物は、
大体茶色の汚らしいツートンカラーの熊である。
帝都の人気など霞む勢いの、数での勝負。
右を見ても熊猫、左を見ても熊猫。白黒白黒白黒白黒・・・・・・・。

 熊猫の次は、熊楠さんを堪能。
天才の頭の中は、曼荼羅構造になっておるらしい。
自分の頭の中はというと、似たような形だが、
カタツムリがのたりくたりと這っているのみであった。

日本書紀に登場する湯に入り、穢れ切った心を硫黄消毒してみる。
中腰になるだけで、世間様にマル見え。
なんという、解放感。
 3食鱗尽くしの料理に、黙って従う自分を見て、長年の付き合いの友人が驚く。
新鮮な魚ならば文句は無いと言うと、黙って食べろと毒づかれる。
魚卵に罪は無いので、ひたすら貪る。
コレステロール万歳。

そんな2日間でした。

2012年5月20日日曜日

Volcano

 しゃぼてん姐さんが素敵な図版をくれた。
19世紀に描かれた図鑑の挿絵である。


 額に入れて便所の壁にでも掛けておこう。。そうしよう。


できた。
                                                                 gama

2012年5月19日土曜日

徒然雑草 Chica


自宅のPCのネット環境をワイファイとやらいうのにした。
昨日ね、電気屋さんにPC担いでいって
なんか、妙に目がグリグリしたお姉ちゃんに「これ、繋がるやつにして」って丸投げしたの。

ワイファイ。なんて、スムーズに言えないよね。
ファイファイになっちゃうよね。

説明受けても、さっぱり分かってないくせに、オプションのサポートシステムとか
付けずに、自分で持ち帰ってなんとかかんとか接続してみた。

いやー、こういう時、林檎は偉いね!
ごちゃごちゃ言わずに、挿しこまれた物をグッと飲み込んで

「なんかよう分からんけど、繋がりゃいいんですわな。
 
 
 あれや、自分、なんか番号やら渡されてないか。
 なんでもいいから打ちこんでみいな。
 あー、それやそれや。はいはいのはいっと。
 これでええんちゃうん。後は知らんし。」って、どうにかこうにかなるもんね。

これが窓だと、

「えっ!新しい事始めるんですか?!聞いてないっすよ~。
 
 
 やるんすか。仕方ないな~。
 あの、環境整えてもらわなきゃ、自分無理っす。
 いやいやいやいや、なんか色々揃えてもらわなきゃ。
 てか、マニュアルなきゃ、嫌ですし。」 とかなんとか、
ゆとり世代の新入社員みたいな事をぬかしやがる。

妙に接続が途切れたりするが、それは、誰かがどうにかしてくれるんじゃあるまいか。
なあ、末っ子とか末っ子とか末っ子とかよ?

また、新幹線か飛行機に乗りたい病が発病したので
来週は南紀白浜に行ってくるだ。某熊先生の曼荼羅に飲み込まれてくる。
 
 
来月は、上旬に出張で新潟。
      中旬に北海道の小樽に行ってくるだ。

職場のブログ書いてるのと同じサイトに個人ページを持ちました。
病的に、書籍のリストが羅列されるだけの、異常なブログです。
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_list&target_c_member_id=12151

最近、蔵書の整理が頭の中でおっつかなくなってきまして。
「あれ?これ家にあるっけ?」てのを防ぎたいのと
本棚の奥の奥に自動的に送り込まれていく書籍たちを把握する為の、ブログです。
とりあえず、どんどん、書籍のリストを追加していく予定ですが、
それ以外の、訳の分からないゴチャゴチャも増える事でしょう。
ハンドルネームは付けてあるので、こっちの名前と分けて頂ければ、
書き込みして頂いて構いませんので、
生存確認と浪費確認をされたい方はどうぞ。

ちなみに、
書籍の内容をkwskとか要求されても困る。
だって読んでないから。

写真は、いつもの通り、何の脈絡もないですよ。

2012年5月11日金曜日

とちぎけん

がまにはトーキョーという町に、がまが「さぼてんおねいさん」と呼ぶ
遠い親戚がいる。ときどきがまがトーキョーに肝試しに出かける折には、
おねいさんのお家に泊めてもらったりもする。
(停めて、ではないね。)

最近、さぼてんおねいさんは凄く腹の立つことがあったらしく、
全身の棘をトゲトゲさせながらアパートの4階で
毒ガスの製造を試みているようなので、
平和を愛するがま一族はなんとか止めさせようと
あれこれ気をもんでいる。なんともやっかいなことである。


がまの住まう「とちぎけん」はよく手入れされた田畑と、おおむね澄んだ
空気のただよう超絶ド田舎である。


小さな鎮守の森もあったりする。

心安らかに暮らせぞかし。 がま



2012年5月8日火曜日

呪詛  Chica

慌ただしい一日の終りに、頭に血が上るような出来事があり、
うんざりしながら、暗い部屋に帰ってきた。
吐き捨てた言葉を反芻しながら、夕食を流し込む。
今日のうちに、終わりにしようと何度も自分に言い聞かせるのに
納得しない自分がいる。
相手を深く傷つけられる言葉を探して、歯の間を探る冷たい舌に気付く。
明日どうしてやろうかと、考えあぐねる私は
暗闇で刃物を研ぐ鬼女のようだ。


こんな処に、吐き捨ててごめん。
誰かに聞いて欲しかったんだ。
暗い部屋の入り口に立った瞬間の絶望感に、耐え切れなくなったんだ。
明日、陽の光の中に出たら、全部消します。




2012年5月6日日曜日

ネコパコ事務室だより

連休もいよいよ最終日となりました
皆さんそれぞれに記憶に残る時間を過ごしたことでしょう

我が家も良いことやら、痛くて悲しい思いやら実にドラマチック
報告をかねてアップします

一年ぶりに帰省したH若夫婦とGama君の3人で前半が過ぎました

短い滞在時間でしたが伸び放題の次郎の剪定や
雨をぬっての凧揚げで(多分)良いリフレッシュタイムを
過ごすことができたようです

初めての連凧揚げを楽しむカンちゃん
二人をバス停へ送った帰り道 とある交差点でドッカ〜ン
信号無視の車に見事に突っ込まれ27歳のカブリオが 痛手を負いました
いた〜い
ついでにネコパコも左足打撲と腰部軽度捻挫です
高知からきた若いお姉さんは信号と車線を見誤ったそうですが100%の過失

彼女のH社製のヘッド部分の大破の様子をGama君は冷静に観察し
「計算通りに壊れているな」と

当初カブリオは大した痛手ではないと思われた損傷でしたが
「帰りなん」と走り出したら異音とヨレで恐怖を感じながらの走行
ほうほうの体での帰宅となりました 
翌々日 自動車工場に持ち込んだら
「フレームまで歪んでいる廃車妥当宣言」

そりゃなかろう…
こんなにも愛してきた思い出深い相棒を…
一瞬にして失うのは余りにも理不尽な…

落ち込むライネケをあとに
Gama君に誘われてネコパコは腰にコルセットして
永年行きたい行きたいと願っていた石見銀山へ
さっさとお出かけしてしまいました

ところがやっぱり良くした物で
我が家のお楽しみについて回る恒例の ☂ ☂ ☂
山陰はその名の通り「陰」なる所以をここぞとばかりに見せつけてくれました

☂☂ふるふる もっとふる
などと言ってると肝心のカメラまでご機嫌をそこね
なんといって聞かせても動かなくなってしまいました
ここで画像もおしまい
いやはや
Gama君の手には破壊と創造の神が宿っているのかも

2012年5月5日土曜日

久しぶりの海は無愛想だった <ライネケ>

5月4日金曜日、今年初めて、アクアミューズを海に出した。

朝、起きて、アクアミューズをメルセデスに積んだのだが、浜に行ってみると、風がないくせに、波が荒そうだったので、アクアミューズはやめにして、家に帰って、オートバイにまたがって、内子を経由して、山の中に迷い込み、細くて暗い山道を苦労して走ったあげく、大瀬という村に下りた。小田川だと思うが、川縁に腰掛けて、きれいな水を見ながら、内子のスーパーで買ったにぎり寿司の昼食を摂った。

大瀬から砥部に向かう道に入り、途中から、また山道に入って、中山町に抜けて、午後2時ころ、松前に戻った。国道や道の駅かなんかで、えらそうに群れているハーレーなんか見ると、気分が悪いので、いつもひとりで走る。

帰る途中、浜に寄ってみたら、風が出ていたので、アクアミューズを積んでおいた車で、浜に行った。浜に着いてみたら、風が強くなり始め、潮が満ちてきていて、寄せ波が強そうだった。連休の砂浜では、テントを張ってバーベキューをやっている家族がいる。その横を、どうしようかなと迷いながら、渚までアクアミューズを運んだ。

波打ち際で艤装しているうちに、風だけでなく、波がどんどん強くなり、よっぽど、やめようと思ったんだが、バーベキューをやっている一家の前で、すごすご艤装を外して、また連中の横を、ヒイコラ言いながら、砂浜の斜面をアクアミューズを押して帰るのも情けないので、とにかく、思い切って、潮の中に立ちこんで、出艇した。

運良くと言うべきか、なんというべきか、とにかく、渚を離れることが出来た。と思ったのもつかの間、ほんの一分後には、大波にぶつかって、大量の潮をかぶってしまった。それでも、少し沖に出れば、波が減るだろう、と思って、波を突っ切るように乗り越えながら、沖に出た。

沖に出ると、いつもは、孤独感だけでなく、高揚感を感じるものだが、今日は違って、強い圧迫感を感じた。

風と波の中で、シートを放して、一生懸命、溜まった水を出した。でも、向こうが見えないくらい大きな波が、次々とやってくる。このまま沖で沈しちゃったり、潮をどんどんかぶって、水瓶になってしまったら、えらいことになる、と思ったら、空は明るいのに、潮で濡れた体だけでなくて、急に心が冷えるのが分かった。

早々に、渚に戻ることにした。その間も、波とまともにぶつかると、波の谷間に落ちるようで、波と並行しながら、出発点を目指した。沖に背を向けると、波がすごい勢いで追いかけてくる気がした。最後は、波に追いたてられて、えらい勢いで波打ち際の砂につっこみ、横倒しになろうとするアクアミューズにほとんど襲われながら、砂浜に艇を引っ張り上げ、海を振り返ったら、潮が随分満ちて来ていて、砕ける波に怒りのようなものを感じた。

バーベキューの一家は、初老の黒めがね男が、笹の葉みたいなヨットで海に出た、と思ったら、すぐに帰ってきて、何をしているんだ、と不思議に思ったことだろう。でも、おいらの方は、機械的に手を動かして艤装を外しながら、無事に帰れてよかった、という思いだけで、ほとんど自失していた。

少しでも危険を感じたら、やめるべきなのだろう。きっと、おいらには、微風で、漂流する程度が丁度いいのだろう。セーリングが多少上手になったってしょうがない。帰ってきて、船を洗って、ひとりで夕食を作って食べて、ほっとした。

ネコパコは、Sora-Gamaとレンタカーに乗って、山陰巡りに出かけていて、おいらは、5日間の一人暮らしだ。ネコパコの居ない間はおとなしく過ごそう。

その他にもいろいろあって、進行中の問題もあるけど、次にしよう。
今日も一日が終わった。